マスクにも健康被害が

健康をつくる

感染防止対策として、定着しつつあるマスク着用。

高温多湿の環境の中や、話すことが多い仕事の方、身体を動かし熱が上がりやすい方は特に、息苦しさがあり、大変です。

コロナに感染することや、人に移してしまうリスクを考えると、着用した方がいいように思います。

しかし、そういった効果とともに、デメリットももちろんあります。

着用の不快感のみならず、自身の身体に対する「副作用」です。

マスクをしていると感じることですが、とにかく呼吸が浅くなっていきます。思わず、マスクをはずして深呼吸したくなる瞬間があります。

私達の身体は、すべての細胞が「酸素」を必要としています。

酸素が完全に断たれると、数分間しか命が持ちません。

その酸素が充分に行き渡らない弊害は、いろいろと出てくるでしょう。

脳に酸素がまわらないと、集中力の低下やぼぉ~っとしたり。

疲労感の回復も遅れます。

呼吸が浅いと、呼吸回数が増え、そのことで、リラックスしにくくなります。

そして、何よりも問題なのが、呼吸が浅いと、身

体の胸部と腹部をわけている「横隔膜」の動きが悪くなってしまう弊害が起こることなのです。

横隔膜は呼吸により、上下運動をすることで、内臓のマッサージをするような働きをします。

息を吐くときは、横隔膜が肺の方へ引き上げられます。  
息を吸う時は、横隔膜が腹部の方へ引き下げられます。

注射器のシリンダーとか、ポンプのように、横隔膜が腹部の内臓をギューと押さえたり、引き上げたりすることで、内臓への血流を促すのです。それとともに、内臓内にたまったいらない血液も絞り出すことができます。

その働きが悪いということは、内臓の代謝が進まないということになります。

すると内臓の働きが活性化せず、冷えた状態になります。

身体が冷えるのは、免疫の活性化とか、治癒力にとって良い状態ではありません。

マスクをすることで、感染が予防できる。
しかし、そのことで内臓の不調などを引き起こしてしまうのでは、本末転倒です。

ですから、デメリットになる部分を少しでも緩和させることが大事になってきます。

それには、1日に数回、しっかりと深い呼吸をする時間をもつようにすることが大事です。

お腹が膨らんだり、引っ込んだりするような腹式呼吸で、
時間をかけてゆっくり息を吐く(15秒~20秒かけて)

吸うと吐くをワンセットにして、10回から20回

1日に2回以上

コロナにかかりたくないと思う人は多いでしょうが、病気はコロナ感染だけではありません。

身体の細胞の酸素不足が続けば、他の病気になるリスクも高まります。

逆に、呼吸を大事にした生活をしていけば、内臓の状態がよくなります。もちろん肺も健康的になっていくでしょう。

それは万が一コロナに感染したとしても、発症しにくい・軽症ですむ・治りが早い・・といったことにつながります。

マスクやうがい・手洗いも大事ですが、自分の身体の状態を整える・・・これが何よりの予防です。

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